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                   カリキュラム説明

                    

ここでは、卒業に必要な単位および史学科カリキュラムの概要とその流れを説明します。


◆新カリキュラムの特徴

 文学部では平成18(2006)年度入学者より、大崎校舎一貫教育体制により、新カリキュラムを導入しました。
 このカリキュラムの特徴は、
まず教養的科目内にリテラシー科目・コミュニケーション科目・キャリア科目を設け、教養人としての知識やマナー、語学力のアップを目指します。
 また専門科目では、1年次から一分野に偏らないカリキュラム構成をとり、演習を中心とした段階的学習の修得を実現するよう、きめ細かい科目が開設されています。
 さらには、文学部の他学科科目でも特定の科目が受講でき、文学部開設の「本」に関連する科目群も受講できます。
 なお、平成21(2009)年度入学生より、教養的科目に「学修の基礎1」(全学共通科目・必修)が追加されたことによるカリキュラムが一部変更されましたが、基本的には平成18年度カリキュラムが踏襲されています。

◆卒業単位

 卒業するためには、4年以上大学に在籍し、かつ下記の表のとおり「教養的科目」から22単位以上「専門的科目」から102単位以上、合計で124単位以上を修得しなければなりません。

教養的科目 全学共通科目 22単位以上     
文学部基礎科目 A群(リテラシー科目)
B群(コミュニケーション科目)
C群(キャリア科目)
保健体育科目
専門的科目 専門科目 A群(学科専門科目) 102単位(卒業論文8単位を含む)以上   
B群(共通専門科目)
C群(資格専門科目)
合       計 124単位以上



◆教養的科目
(22単位以上修得)

 全学共通科目には、「学修の基礎1」(必修、半期2単位)をはじめ、歴史学・哲学・文学・心理学・仏教学・法学などの全学的に開設されている諸科目(通年、4単位)と、文学部の学生のみを対象とした文学部基礎科目があります。
 文学部基礎科目には、マナーやレポート作成法を中心とする「基礎ゼミナール」(2単位)、コンピュータ情報処理の基礎(2単位)、「基礎英語」(2単位)といった基礎教養科目のA群(必修、6単位)、さらに第2外国語を中心としたB群、キャリア開発講座のC群があります。
 これに、保健体育科目を加えた教養的科目のなかから、必修の「学修の基礎1」とA群を含む22単位以上を修得します。
 
なお、教員免許状を希望する場合、全学共通科目のなかの「法学」と保健体育科目の「体育講義」の各単位を必ず修得しなければなりません。


◆専門的科目(102単位以上修得)   ◆学年別専門科目履修区分表はコチラ(PDF)

 専門科目は、必修(卒業論文、8単位)、選択必修科目(研究法は5科目中3科目、6単位以上。演習は30科目中3科目、12単位以上、概説は16科目中10科目・20単位以上)、選択科目(特講や美術史・古文書学など、99科目中30単位以上)から構成されています(以上、A群)。
 なお、専門的科目のなかには、他学科開講科目および資格専門科目を26単位まで修得することもできます(以上、B・C群)。


◆免許・資格科目(希望者のみ)

 免許・資格関連科目については、「取得可能な資格」ページをご覧ください。





◆史学科カリキュラムの概要

 史学科には日本史・東洋史・西洋史・考古学の4分野があります。しかし、本史学科では入学当初から各分野に分かれて限定した科目を履修するのではなく、1〜2年次の基礎段階では歴史学全般の基礎知識と一分野にかたよらない世界史的視野を養うことを特色としています。これは、本史学科に教員や学芸員を希望する者が多いことによるもので、教員や学芸員といった専門職にとっては一分野にかたよることのない幅広い知識とモノの見方が必要だからです。

<1・2年次>

 まず、歴史とは何か、といった歴史学研究の基礎を学ぶ「史学研究入門」のほか、「日本史研究法」、「東洋史研究法」、「西洋史研究法」、「考古学研究法」といった各分野の研究法が選択必修となっています。歴史を科学として研究する際の見方・考え方、および各分野の基礎知識・工具類の利用法・史料収集法などを学びます。また分野によっては、パソコンを利用した研究法も取り上げられています。
 また、2年次から始まる演習では原典史料の講読が中心となりますが、そのために1年次から各分野の「史料講読」(通年、4単位)が開設されており、ここで史料講読の基礎を学びます。
 2年次には各分野の「基礎演習」(通年、4単位)があり、各分野の専門的な研究方法と史料の解読法を学びます。なお、4分野の最終選択は3年次進級時ですが、史学科では2年次から専攻分野をある程度絞り込むように指導しています。これは、各自が研究するテーマに対し、しっかりとした「目標」を見定めて欲しいからです。
 これと平行して1・2年次には各分野の概説・特講が用意されており、各分野の基礎的な時代の流れや専門的特殊テーマを学ぶことができ、歴史学の見方・考え方をより専門的に学習します。
 

<3年次>

 1・2年次で学習したことを基礎として、みずからが研究する専攻分野を選択します。つまり、きたるべき卒業論文を作成する研究分野をこの時に決定するのです。各自は、各分野のなかから選択したコースの「演習1」(通年、4単位)を履修し、卒業論文に向けたまさにシュミレーションをおこなうのです。
 各演習では各自が設定したテーマなどについて、個別発表や史料の輪読などを通じて、卒業論文の作成に必要な情報の収集や整理、史料の解読、学術論文の読み方や論文のまとめ方を学びます。
 またこれと並行して、各特講のほか、古文書学、古文書学実習、考古学実習、文献・古記録研究、民俗学、美術史、歴史地理学、史学史といったより専門性の高い科目を選んで学ぶことができます。
 とくに古文書学実習考古学実習は、教室内の講義にとどまらず、長期休暇を利用して実地調査をおこない古文書や遺物に直接触れ、体験的に学習し、しかもそうしたなかから史(資)料の扱い方を学ぶことができます。

<4年次>

 いよいよ研究の総括ともいうべき「卒業論文」の作成が始まります。4年次には卒論作成を学ぶ「演習2」が開設されており、ここで1〜3年次までの学習を通じて歴史学の見方・考え方、基礎知識の習得、史料の解読、資料の整理などを学んだことに基づいて「卒業論文」を作成するのです。
 たしかに容易な作業ではありませんが、苦しんだ分だけ、完成した時の喜びは大きいはずです。






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